Celeron G3900でロースペックPCを自作する
どうも、皆様お久しぶりです。
さくちちです。
普通に仕事がしんどすぎて気力がぶっ飛んでました。マジで社会人って辛すぎじゃないですかね…
休日ということもあり、気力も復活したので、数週間前に寄せ集めのパーツでサブPCを組んだ時の話でもしていこうかなと思います。
パーツ構成紹介
パーツ名をクリックすると商品ページに飛んだりします
- CPU:Intel Celeron G3900(Skylake LGA1151)
- マザーボード:C7Z270-CG-L(SUPERMICRO製 LGA1151)
- RAM: F4-2400C17D-8GNT(G.SKILL製 2400MHz 4GBx2 8GB)
- GPU:GTX 260(LEAD TEK製)
- 電源:FSP製 700WGOLD電源
- ストレージ1:SSD120GB(Crucialのやつ、システム用)
- ストレージ2:HDD1TB(WDのやつ、データドライブ用)
- ケース:InWinのOEMケース
※詳細不明なパーツは、それっぽい物をチョイスしています
元々SkylakeのCeleronなどという中途半端なCPUを使う予定では無かったのですが、使用予定だったi7-6700(ヤフオク産)が不動品であったため、とりあえず組み上げて動かすための代用品として急遽購入することとなってしまいました。
マザーボードは中古を選びたくなかったため、LGA1151世代でかなり安価だったSUPERMICRO製の物をチョイス。8000円台でZ270の新品が手に入るのは、なかなかにお得だったんじゃないかと思います。
RAMはヤフオクの半額クーポンを使って安く落とせました。送料込みで実質2900円くらいだったかな?
後のパーツは基本的に手持ちパーツや今までに紹介したサブPCからの流用品となります。サブデスクトップPCは何台も必要ないからね、仕方ない。
以上のパーツでサブデスクトップを組んでいこうと思います。
組み立て工程
「PCを自作する」と聞くと、何やら高度なスキルが必要なように思えますが、基本的には所定の位置にパーツを組み込んで、必要な線を配線するだけです。
道具もドライバー一本だけで十分なので、割とお手軽な部類の趣味だと思います。
それでは、始めていきましょう。
1.マザーボードにCPUを設置する
マザーボーど中央にあるトゲトゲしてる場所がCPUソケットです。ここにCPUをはめ込みます。
今回使用するのは2コア2スレッドのCeleron G3900。ターボブーストも非搭載なので、本当に低性能低発熱。
はめ方はブログだと説明難しいね、無理だね。
マザーボードの説明書には搭載方法が必ず記載されているはずなので、きちんと読めば必ずできるはず。困ったらYoutubeで動画を探そう!
2.CPUグリスを塗る
いくら低性能低発熱なCeleronとは言えど、CPUは発熱が凄いパーツです。冷却無しに動かすことはできないので、CPUクーラーを使ってきちんと冷やしてあげましょう。
しかしその前に、CPUの熱をクーラーに伝達する為に必要なCPUグリスを塗布しましょう。
これが無いと、CPUの熱をクーラー側へ上手く逃がすことが出来ないため、CPUが冷えません。
1枚目の写真(俗にうんこ塗りと呼ばれます)のような塗り方でもCPUを設置すれば押しつぶされて伸び広がるため、2枚目のように伸ばす必要は無かったりします。
きちんと伸ばしたほうがなんとなく気持ちいいし安心できるので、僕は伸ばす派ですが。
3.CPUクーラーを設置する
グリスの塗布が終われば、次はクーラーの取り付けです。
今回は昔メイン機として運用していたBTOPCで使っていたクーラーを使います。
元々はi3-2100に付属してきたクーラーを使おうと思っていましたが、誤ってCPUの電源ケーブルにグリスを引っ着けてしまったため、泣く泣く使用を諦めました。
実用上は問題無いのかもしれませんが、なんとなく嫌だったので…
という訳で、取り付けました。IntelのCPUクーラーは「プッシュピン方式」というネジ止めの必要ない固定方式が一般的です。
ハイエンドなクーラーは基本的にネジ止めが必要になりますが、そうでない物は簡単に取り付けられるので、これはIntelの利点だと思います。
3.メモリの取り付け
今回使用するメモリはG.SKILL製。品質が良く、信頼製も高いとかなんとか…
正直メモリのメーカーは宗教みたいな所があるので、デザインと価格を見て決めるべきだと僕は思ってたりします。
最近はピカピカ光るRGBLEDが搭載されていたり、冷却を重視して大きいヒートシンクが付いていたりと沢山の選択肢があるので。
写真右側の赤と黒のスロットにメモリを搭載していきます。
ツメを開いてカチッと鳴るまで差し込むだけ!めちゃくちゃ簡単。
4.ケースに組み込む
ここでケースに搭載します。
PCケースにIOパネルを取り付け、マザーの端子類がきちんと噛み合うようにはめ込みます。
後はケースにネジ止めするだけ。
5.グラフィックボードを組み込む
今回使用するGPUは2009年発売の低性能な物ですが、モリモリと電力を食います。
正直搭載しなくても良かったパーツではあるのですが、PC背部のブランケットが無い状態になるのはなんとなく気持ちが悪かったので、積むだけ積んでいきます。
この写真では既に配線を済ませていますが、次の手順で配線をしていきます。
6.電源や各種ケーブのを配線をする
電源をケースに組み込み、電源を各種パーツに配線していきます。
かなり作業量が多く、面倒な作業ですが、基本的には電源端子は刺さる場所にしか刺さらないので、ネットや説明書を読みながら進めれば問題なく進められるはずです。
今回は工程の解説を省略し、先へ進みます。
7.Windowsをインストールする
ここまで来れば後はもう消化試合。
インストールメディアからPCを起動し、OSをインストールします。
パーツの接続と電源の配線がキッチリ出来ていれば、PCは間違いなく起動するはず。
BIOSすら起動しない、Windowsのインストールで必ず失敗するなどの不具合が発生する場合は、パーツを接続し直す、配線の再確認、CMOSクリアをし、再起動してみましょう。
以上の事を試してもPCが起動しない場合、パーツの初期不良を疑ってみるべきかもしれません。
ちなみに、ヤフオクで落としたCore i7-6700で起動を試みた時は電源を入れても画面が真っ暗のままでした。
以上で、G3900を使ったロースペックPCが完成となります。お疲れ様でした。
自作をしたは良いものの…
ヤフオク産 i7-6700を運用する計画から急激な路線変更を強いられた事で、このPC
用途が決まっておりません!
せっかくのロースペックPCなので、FreeNASをインストールしてNASとして運用しようかなとか考えたりしています。
ゲーム用の鯖機として設定することを試みたのですが、ポート開放をしても接続に失敗する為、結局は諦めました。かなしいね。
今回の記事は以上となります。ここまで閲覧いただき、ありがとうございました。
これからもぼちぼち記事を更新していきますので、もしよろしければシェアしたり、星をくっつけたりしていただけると記事更新の励みとなります。
それでは次回の記事でお会いしましょう
サヨナラバイバイィ